■主催■
特定非営利活動法人(NPO)日本知的財産翻訳協会(NIPTA)
■後援■
日本弁理士会 社団法人発明協会 財団法人知的財産研究所 財団法人経済産業調査会
株式会社ダイヤモンド社 イカロス出版株式会社 特許庁(平成22年度)
■特許翻訳者の需要■
「知財立国」を支えるために日本全国で10,000人を超える特許翻訳者がすでにいろいろな立場で
活躍していますが、翻訳需要は年々増加しています。日本企業が海外に特許出願を行う際に必ず
必要になる特許明細書の翻訳には、通常の技術翻訳力に加えて、特許特有のものの考え方や国際
的に確立されている種々の専門知識が求められます。このようなことから、優秀な特許翻訳者は慢性
的に不足している状況です。近年特許翻訳についてのスクールや講座も増えてきましたが、履修結
果が必ずしも仕事に直結しない悩みがあります。
一方で、すでに実務についている翻訳者やこれから実務につこうとする方々の特許翻訳能力を客観
的に評価し認定するような検定試験の必要性が長い間叫ばれてきました。『知的財産翻訳検定』は、
このような背景の下に構想されたものです。
特許翻訳者の翻訳能力を客観的に示す目安があれば発注者側にとって人材起用の指標となります。
また、優秀な翻訳者は良い条件で安定して仕事を確保しやすくなります。公正な検定試験制度があれ
ばこれが実現できます。また、特許翻訳を志す方に対しても努力目標が設定されることになり、更には
出願企業や特許事務所、翻訳会社などの内部における教育や自己啓発などのモチベーションを高め
る効果もあります。
■『知的財産翻訳検定』とは■
『知的財産翻訳検定』とは、日本で唯一の知的財産翻訳能力認定専門機関である特定非営利活動法人(NPO)日本知的財産翻訳協会(通称“NIPTA”)が2004年12月より実施した特許翻訳試験で、
知的財産翻訳の中心である特許明細書などの知的財産に関する翻訳能力を客観的に測るための検定試験です。『知的財産翻訳検定』には、以下の特長があります。
- 全国どこからでも受験が可能なインターネット上の検定専用サイトによるオンライン試験です。
※但し、1級認定候補者には面接があります。
- 試験には、1級、2級、3級の3つの級別出題により、すでに特許翻訳実務に携わっている方から学習者まで幅広く受験に挑んでいただけます。
- 【1級】@知財法務実務、A電気・電子、B機械、C化学のいずれかを選択/記述式。
1級合格候補者には面接試験有。(プロレベル)
【2級】技術選択なし/記述式。(準プロレベル)
【3級】技術選択なし/記述+選択式問題。(入門レベル)
※1,2級に関しては、春季は和文英訳もしくは秋季は英文和訳。3級は日英混合。
- 各級合格者には認定証を交付し、1級合格者は本人の了解を得た上で当協会および
関連のウェブサイトに氏名ならびに答案を公表。また、1級と2級の受験者には、
今後の指針となるような評価コメントを送付。3級受験者には、合格結果を通知。
■試験の構成・内容■
試験には、1級、2級、3級の3つの級があります。各級のレベルの目安、内容は下記のとおりです。
【1級】
◆知的財産分野における専門職業翻訳者として推薦できるレベル
◆(1)知的財産法務実務、(2)電気・電子工学、(3)機械工学、(4)化学(含生化学)の4分野から いずれかひとつを選択
◆出題内容
・(1)については、特許法務・実務についての理解力、翻訳力を問う出題
・(3)−(4)については、技術理解力、特許明細書翻訳力を問う出題
◆完全記述式
【2級】
◆特許明細書翻訳の基本を理解し実務に堪える力があると認められるレベル
◆一般的な技術内容(技術分野選択なし)
◆特許明細書翻訳力を問う出題
◆完全記述式
【3級】
◆入門乃至初心者レベル(学生に対し割引制度あり)
◆知財英語についての基礎知識の有無を問う出題
◆マークシート/記述式 英文和訳・和文英訳混交
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