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<要項>


<試験の構成・内容>

知的財産翻訳検定は、全受験者が同じ問題に答える「共通問題」と、それぞれ申込時に選択した 技術分野別の「選択問題」(3分野のうちのどれか一つ)の、2つの課題に対する翻訳文(和文英訳) を解答として提出する試験です。

  • 共通問題
    特許翻訳全般の基礎的な力をみるための問題です。特定の分野の専門知識や理解を中心に問う 問題ではなく、あくまで専門分野に関わらない全般的な特許翻訳の総合的な運用能力と理解度が試 されます。分量は、英文の回答にしたときに全体で300〜400Words程度です。
  • 選択問題
    受験者それぞれが得意とする、あるいはめざしている専門の技術分野に関する問題が出されます。
    ここでは専門分野に関する知識、理解を含めた実務面の能力が試されます。
    分量は、英文の回答にしたときに全体で500〜600Words程度です。
          
    技術分野(1)
    電気・電子工学(コンピュータ、インターネット関連も含まれます)
          
    技術分野(2)
    機械工学(ものの構造なども含まれます)
          
    技術分野(3)
    化学(一般化学と生化学のうちいずれか一方を選んでいただきます)

<評価項目>

知的財産翻訳検定は、知的財産分野におけるプロフェッショナルの専門翻訳家として推奨できるレベルに達しているかどうかを、以下のとおり特許翻訳における3要素についてそれぞれ評価します。

  • 技術理解力
    選択した技術分野(電気・電子工学、機械工学、化学)における、特許の対象となっている技術を的 確に把握しているかどうかを評価します。専門分野の技術理解力が背景として必要とされますので、技術分野の選択は慎重に行っていただく必要があります。
  • 翻訳力
    対象特許に関する日本語の文章をを正確に翻訳して、出来上がった文章が英語としてきちんと成立 しているかどうか、決定的な意味の取り違えなどがないかどうかといった「翻訳技術そのもの」を評価します。
  • 特許制度・実務に関する基礎的な英語知識
    特許制度や実務に関する基本的事項についての英語表現力を評価します。特許実務の経験がなくても特許翻訳者であれば身につけておくべき基本的な英語知識を問うものです。

<お問い合わせ>

特定非営利活動法人(NPO)日本知的財産翻訳協会 事務局
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-1-7 コスモ新宿御苑ビル6F
(株)知財翻訳研究所 気付
TEL 03-5366-3771 FAX 03-3225-2122
e-mail office@nipta.org


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